2025年の中部写真記者協会賞で、メ~テレが一般ニュース部門で優秀賞(1位)、ニュース企画部門と映像企画部門で奨励賞(各2位)を受賞しました。対象作は「ドクターイエロー引退へ」(1月8日放送)、「『拘禁刑』導入で変わる刑務所」(5月30日)、「海保潜水士・若き“海猿”の奮闘に密着」(8月13日)の計3本です。
一般ニュース1位は、新幹線の検測車「ドクターイエロー」の引退期を約半年にわたり継続記録。撮影ポイントの研究や天候・太陽角の読みを重ね、多い時は6台のカメラで走行の雄姿を収めた緻密さが光りました。ニュース企画は、懲役と禁錮を一体化する新たな刑「拘禁刑」により、受刑者処遇と刑務所運営がどう変わるかを長期密着で描写。映像企画は、2人の新人潜水士の厳しい訓練に同行し、報道用カメラに加えて一眼カメラやスマホも活用して機動的に表現しました。
同賞は中部地域の新聞・通信社・放送局の静止画・動画報道を対象とする年次表彰で、地域の現場力と表現力が問われます。今回の3本はいずれも粘り強い接近取材と手法の工夫が際立ち、取材体制の底力を示したと言えます。今後は展示会で作品が一般公開され、報道映像への関心の高まりが期待されます。
【展示会情報】
会場 名鉄百貨店本店 本館10階 美術サロン
住所 名古屋市中村区
会期 12月11日木〜16日火
時間 10時〜18時 最終日17時まで
入場 無料
source: PR TIMES
